知らなかった!
影の実力者TOEXアルミサモア4型っていうフェンス
ネットショップ キロ フェンス専門店の山内です。
今回は、TOEXから縦格子フェンスのご紹介です。
アルミサモア4型
1.デザイン
こちらはアルミサモア4型です。
上下の桟に縦格子というとても馴染みのある風貌で、デザインで何か特徴があるかというとそうでもありません。
本体色は、シャイングレー、マイルドブラック、ブロンズ、アイボリーホワイトの4色。
全長は1964mm、高さは80cm 100cm 120cm 140cmと4段階の設定になっています。
何気なく140cmと書きましたが、この140cmという高さの設定は他の縦格子フェンスで探しても意外と見つからないんです。
ここが差別化と言ったところでしょうか。
フェンス本体1枚に対して格子の数は16本。格子の寸法は17mm×22mm。
正面から見える方が17mmなので、かなり細い格子に見えます。
格子のピッチ幅は123mmで、10~15年くらい前にはホームセンターを中心に爆発的によくでていたタイプです。
2.区別の仕方
他のメーカーさんでも格子16本のタイプはたくさん出ていましたので、プロの私たちでも遠くから見た場合は判断がつきません。
どんな方法で区別をするかというと、例えばフェンスの柱の金具についているメーカー名。
業界にいるほとんどの方がこの方法を使うのではないでしょうか?
次にフェンス本体のシール。
最後の手段がフェンスの桟の断面図です。
私もフェンスの一番端のキャップを外し、ノートを当ててフェンスの断面図をよく描いたものです。
あとはしっかりスケール(メジャー)を使って寸法を測りました。
これを細かく記入してメーカーさんに問い合わせを出していたのを覚えています。
ところで、上下の桟の断面図を見るとフェンスを柔らかい印象にするための工夫が良く見えますね。
特に上桟は横幅40mmで高さが50mm程度。手で握った時に心地いい感じです。
3.商品構成
ちなみに、フェンスの構成部材は下記のような感じです。
- 本体
- PX柱
- PXコーナー継手
- PX自在コーナー継手
- PXキャップ
本体に柱を取り付けるのですが、柱と本体をつなぐ金具は柱に一緒に含まれています。
また、たまにお客様からお問い合わせがあるのですが、本体同士を接続するストレート継手も柱と一緒に袋に入っています。
そして、よく見ると「コーナー継手」が2種類ありますね。
コーナー継手というのはフェンスを繋ぐところが角地の場合に必要です。
2種類はその角度が違うということになるのですが、どう違うと思いますか?
一つは直角 90度用。もう一つが自由に角度が決められるもの。
と思いませんでしたか?
私も最初はそう思いました。でも違ったようです。
4.自在コーナー継手
正解は、PXコーナー継手は60度~180度の角度に合わせてコーナー部に使用するコーナー継手。PX自在コーナー継手はこんなコーナー部に使用します。
その手があったか。そんな感じじゃないですか(笑)
そうです。コーナーはコーナーでも傾斜地にフェンスを取り付ける時に使用するのです。
こんなことができるとは思っていなかったのではないでしょうか?
ちなみに、傾斜部分にあるフェンスもアルミサモア4型です。
本体を斜めにしてギュッとすると格子が傾きます。
傾斜角度は30度まで対応しますので、ある程度の坂や階段なら取り付けられるのではないでしょうか?
ただし、ここで注意点ですがアルミフェンスは手すりを目的としては作られていません。
荷重をかけたりすると柱が折れてしまったり、フェンス本体が壊れてしまう恐れがありますので、やめてくださいね。
特に小さなお子様がもたれかかったり、よじ登ったりすると怪我の原因にもなりますので十分にご注意ください。
5.価格について
そして、大切な価格の件です。
※下記は商品価格、工事費用は2015年時点の価格です。
お値段がいくらになるのかは一番大切ですからね。
高さ80cmの場合のメーカー希望小売価格です。
- 本体 24,600円
- PX柱 4,300円
- PXコーナー継手(2個入り) 1,700円
- PX自在コーナー継手(2個入り) 2,200円
- PXキャップ(4個入り) 450円
- 本体 17,22 0円
- PX柱 3,010円
- PXコーナー継手(2個入り) 1,190円
- PX自在コーナー継手(2個入り) 1,540円
- PXキャップ(4個入り) 315円
本体17,220×3=51,660円
PX柱3,010×4=12,040円
PXキャップ315×1=315円
フェンス工事代 22,000+4,000=26,000円
商品代が64,015円 工事代が26,000円 合計90,015円!お値打ちですねー。
(価格はすべて税別です)
さらに、このアルミサモア4型と一緒に門扉を取り付けたい場合のコーディネートとしては、基本原則は“同じメーカー”で色を揃えることと縦目か横目かを揃えることです。
となると、TOEXで縦格子のタイプでとにかくシンプルな門扉ということで、ハイ千峰でいかがでしょうか。
これなら門扉だけが目立ち過ぎず、しっくりくると思います。
この画像のサイズが07-12 両開き(横幅70cm×2枚で140cm)高さが120cmで、
メーカー希望小売価格が93,800円ですので、フェンスと同じくこちらもかなりお得感たっぷりの門扉です。
いかがでしたでしょうか?
TOEXのなかでもかなりのシンプルデザインのアルミサモア4型。
「ちょっと仕切りたい」。そんな場所にピッタリなフェンスなのではないでしょうか。
フェンス専門店では、各アルミメーカーのフェンスが簡単に概算見積できますので、お気軽にご利用ください。