失敗しない！背の高い目隠しフェンスの選び方

目隠しフェンスを選ぶ際に何を重視していますか？

・高さ

・デザイン

・費用

上記が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。

では、一つずつ見ていきましょう。

高さ

目線の高さ

まずは高さです。そもそも目隠しフェンスというくらいですから、外部からの目線をカットしたいのが目的です。

目線をカットするには最低でも目の高さより高くないと意味がありません。と言ってもやみくもに高くしても勿体ないので目安が欲しいところです。

目線の高さの目安としては、身長－10cm＝目の高さ くらいです。身長175cmの方であれば170cmが目線になるので180cm以上の高さがあればいいでしょう。

しかし、家族の中に身長が190cmある方がいらっしゃって、庭で何をしているか見られたくない場合には2m以上の高さが必要になります。

土地の高低

高さを決めるのにもう一つ重要なのが、自宅の庭と外部の高さの違いです。

例えば隣地との境界沿いに目隠しをしたい場合、お隣の玄関と自宅の庭には高低差ができます。階段1段で約15～20cm違いますので、2段なら約40cmの違いになります。

この場合は、180cmのフェンスでは足りなくなるので、200～240cmにすれば完全に隠すことができます。

ただし、お隣との境界に完全に目隠しになるようにすると、お隣との関係が悪くなってしまうかもしれませんので、お気をつけください。

デザイン

すき間の大きさ

目隠しフェンスにもいろいろあって、すき間が全くない完全目隠しタイプと隙間が空いている半目隠しタイプに分かれます。

当然、プライバシーを守るには完全目隠しタイプが一番いいと思われますが、私個人の意見としては浴室などの絶対に見られたくない場所での目隠し以外は半目隠しタイプをおすすめします。

道路境界などでは完全目隠しタイプにすることにより光も入らなくなり、かなり閉鎖的な印象を与えてしまいます。庭側から見ても光が入らないので全体に暗い庭になってしまいます。

ただ、隙間が空いていると目隠しの意味がないのでは？とお考えの方もいらっしゃると思います。

安心してください。

多少のすき間があってもフェンスがあれば、十分に目隠し効果はあります。

上の画像をご覧ください。YKKAP リレーリアフェンス3N型です。格子と格子の間に20mmほどのすき間がありますが、窓の中まで見えませんよね。

ご自分が通行人だとした場合に、中がどうなっているか一生懸命見ようとするでしょうか？まずそんなことは考えられません。私なら何事もなくスルーします。そこにフェンスがある時点で「中を見ないで！」というサインなので無理に見ないようにする錯覚に陥ってしまうのかもしれません。

中を見るにはフェンスに顔をつけて隙間から中を覗かない限り不可能ですが、普通に考えればご近所や通行人の方の目線が気になってそんな行為には至らないはずです。

格子の向き

フェンスの格子は大きく分けて縦と横の2種類になります。

これは好みの問題もありますのでどちらがいいというのはありません。

左がYKKAP ルシアス スクリーンフェンスS01型、右がS02型です。

どちらも同じ太さの格子でできていますが縦と横では雰囲気がかなり違います。

費用

費用に関しては、商品代と工事代に分けられます。

商品代はお店によって違いますが、大体40～50％引きのお店が多いようです。

工事代は設置場所の条件によって変化しますので、色々なお店に見積もりを依頼するのが良いでしょう。

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